都心で働く外資系企業ビジネスマンの啓発日記

日々感じている人生に役立つことを言葉にしていきます。

決断力と成功

決断力と成功の関係について書こうと思う。

 

みんな決断力がなんとなく、重要だという風に考えているが

 

深くは考えたことがないひとが多いように感じる。

 

成功者はみんな決断力が速い。

 

戦争やビジネスにおいては、決断力の速さは強さそのものとして現れる。

 

ただ言われるのを待っているだけの人はそれに気づけない。

 

戦争ではそれは死を意味することであり、ビジネスでは大きな市場ディスアドバンテージを負うことになる。

 

人生置いてもそれは同じで

 

重要な局面において

 

決断を後回しにするということは、絶対にしてはいけないことである。

 

人はいちいち真剣に考えるのが面倒で決断をつい後回しにしたくなってしまう生き物である。

 

でもそれによって色々なことが失われていることに気付き、変えなければならない。

 

それじゃあ決断力をつけるにはどうしたらよいのか?

 

まず日々の小さい決断からなんとなくではなく、決断をするという意識をもって決断していくことである。

 

間違った決断を犯すことを恐れて、決断を自分でできない人がいかに多いことか。

 

短期的にみればそれはメリットが危険を回避しているが、長期的に見ればそれはまったくメリットがない。

 

決断を下さないという人生において最も大きい間違った決断をしているのだ。

 

成功者はその決断によって、マイナスが被るかもしれないとわかっていても、決断をしないことよりも決断することを選ぶ

 

次に

 

自分の優先順位、決断の原理原則をはっきりさせておくことがある。

 

これを白洲次郎はプリンシプルという風に呼んだ

 

つまり、決断ができるように自分の決定基準をあらかじめ持っておくことだ

 

これは個人個人ちがう。

 

僕はそれが善であるか、悪であるかという価値基準で最も自分が善であるということを選ぶようにしている。

 

たとえば、ある飲み会で自分の同僚が嫌われている上司の悪口を僕に言ってきたとしても、僕は上司の悪口は絶対に言わない。

 

その決断は悪であるからだ。

 

だからといって、自分の同僚にそんなこといっちゃだめだろっていうのも場がしらけるので、それが善だとも思わない。

 

適当にうまく流すことが大事だと思う。

 

これは個人的な基準だけど、いかに合理的かという基準でもいいと思うし、それぞれ違うと思う。

 

なんにせよ決断をいつでもできるように、こういった基準をもつことが重要である。

 

次は

 

決断に失敗がないってことを知ることである

 

決断をすることは確かに怖い。

 

自分の責任になるからである。だけど決断をしないで、じぶんの人生を他人に生きられることのほうが怖くはないだろうか?

 

決断をしない人生というのはつまり、自分の人生を他人の意見で生きていくということである。

 

他人の人生のために生きて本当に楽しいんだろうか

 

死ぬときにそれでよかったと思えるだろうか?

 

決断をしないということが失敗であり、決断をするということはどんなことになろうとも成功である。

 

自分の人生を自分で生きるという意味においては。

 

最後に

 

一度心を決めたならば断固としてやりきる!本気で突っ走る。

 

決断しても、後ろを振り返ってやっぱりあっちのほうがいいんじゃないか?

 

とか思わないことである。

 

成功する人は必ず、一度決めたならばあとからグダグダ言わない。

 

決断力には行動力がつきものなのである。

 

失敗する可能性はどの決断にもある。失敗しない可能性を上げるにはただただ前を向いてその決断をやりきるのみだ。

 

 

 

 

これらをやり切れば決断力は必ずついてくる。

 

成功者で決断を後回しにしたり、他人に譲る人はいない。

 

そしてどの成功者も失敗している。だけど成功している。

 

失敗は成功者の証でもあるのだ。

 

最近の日本企業の失速は決断力のなさにあると思う。

 

ビジネスは戦いだ

 

決断力がない会社は海外勢にすぐに追いつかれるし、新しいサービスも打ち出せない

 

 

昔の日本企業は前例にないことに挑戦することを決断し続けた。

 

その結果として現在の日本の繁栄があるのにもかかわらず

 

僕らの世代が、前例にないからと慎重になって結果として日本を暗くしていることは

 

先人に恥じなければならないと思う。

 

先人たちが見せてくれた決断力に学んで僕らもどんどん決断していきたいものだ。